69102-90-5 ITPB イソシアネート末端ポリブタジエン液状ゴム高柔軟性エポキシ強化剤/防水コーティング液

イソシアネート末端ポリブタジエン (ITPB) は、革新的な末端基官能化された室温硬化機能性ポリマーです。ウレタンハードセグメントとポリブタジエンソフトセグメントで構成される独自の二相構造により、高い弾性と堅牢な接着性の最適なバランスが実現されます。

次の製品今すぐ質問

製品説明

イソシアネート末端ポリブタジエン (ITPB) は、革新的な末端基官能化された室温硬化機能性ポリマーです。ウレタンハードセグメントとポリブタジエンソフトセグメントからなる独自の二相構造により、高弾性と強固な密着性の最適なバランスを実現します。従来のヒドロキシル末端ポリブタジエン (HTPB) と比較して、ITPB はイソシアネート基 (-NCO) の高い反応性と制御可能な架橋密度を示します。 ITPB は、エポキシ樹脂の強化、電子ポッティングコンパウンド、および防水コーティングの主要な材料として、その低収縮硬化性と耐加水分解性のおかげで、油圧機械、電子カプセル化、建築防水などのハイエンド用途で広く採用されています。
常温硬化 |低収縮 |耐食コーティング

3 つの主要な利点

1. 常温急速硬化
活性 -NCO 基により、材料の変形を防ぐ穏やかな発熱反応による加熱不要で環境に優しい硬化が可能になり、精密電子部品のポッティングに最適です。外部硬化剤に依存する HTPB とは異なり、ITPB は自己硬化機能を実現します。
2. 低収縮緻密構造
硬化中の分子鎖の整列により、末端基架橋により従来の HTPB システムに特有の収縮欠陥が解消され、気泡のない緻密な層が形成され、安定した防水/断熱性能が保証されます。
3. 相乗的な機械的特性
o ハードセグメント: ウレタンドメインは高い強度と耐摩耗性を実現します。
o ソフトセグメント: ポリブタジエンチェーンは 450% を超える破断伸びを実現し、HTPB ベースのシステムよりも柔軟性を 40% 強化します。

業界ソリューション

1. エポキシ樹脂の強化
エポキシ強化剤として ITPB を 5 ～ 15% 添加すると、80% を超える硬度を維持しながら衝撃強度が 300% 以上増加し、従来の可塑剤によって引き起こされる強度損失の問題が解決されます。
2. 電子ポッティングコンパウンド
高い絶縁耐力により、モーター巻線と PCB 基板の三重保護 (防湿、耐衝撃、耐漏洩) のカプセル化が可能になります。
3. 長期防水コーティング
一液湿気硬化により施工が簡素化され、接着強度が 2.8 MPa を超えるシームレスなフィルムを形成し、地下鉄のトンネルや屋上の防水に使用することに成功しました。
4. ポリウレタンエラストマー前駆体
NCO 末端 PU プレポリマーとして、ITPB はポリオールと柔軟に配合して、ショア A 硬度 20 ～ 90 のエラストマーをカスタマイズでき、採掘スクリーンやコンベヤベルトの耐摩耗性コーティングに最適です。